イギリス陸軍が人員不足に直面し、ウクライナ派遣の検討が進む中、士気も低下している。230年ぶりの低水準で、採用活動が課題に。
しかし、イギリス軍は深刻な人員不足に直面しており、これはナポレオン戦争以来初めての低水準に達する見込みです。
ヒーリー国防相によると、兵士の士気は記録的な低さにあり、2025年には陸軍の人員が7万人を下回ると予測されています。
実際、今年の時点でイギリス陸軍の人員は1800年代のナポレオン戦争以来初めて7万人を下回る見通しで、これは約230年ぶりの事態です。
イギリス軍はこの問題を解決するために、ひげやタトゥーに関する制限を緩和し、SNSを活用した若者向けの採用活動を強化していますが、効果は限定的です。
特に、ウクライナ侵攻が始まった2022年からの2年間で、陸軍の人員は約5000人減少しています。
英国王立防衛安全保障研究所のレイノルズ軍事研究員は、イギリス陸軍が旅団を展開することは可能かもしれないが、その規模は4000人から5000人程度であり、ロシア軍が作戦地域に展開している50万人以上の兵力に対しては1%にも満たないと指摘しています。
このような状況は、イギリスの国防政策や国際的な安全保障に影響を及ぼす可能性が高いです。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c0239d93b3676e632471324f9a5ff0617c69dcc7
イギリス陸軍の人員不足が深刻化し、ウクライナ派遣の影響が懸念されていたことが多くのコメントで指摘されていました。
元々、イギリス陸軍は冷戦時代から西ドイツに主力部隊を置き、本国には訓練部隊しか存在しなかったため、冷戦終結後に本国の部隊が縮小した経緯がありました。
これにより、現在のイギリス陸軍は約7万人と、日本の陸自に比べてかなり規模が小さく、特にグルカ兵など移民出身者の割合が高くなっていることが指摘されていました。
コメントの中には、陸上自衛官補制度や消防団の形骸化についても触れられ、有事に備えた人員確保の重要性が強調されていました。
さらに、イギリスの国防に対する懸念が高まる中で、元国防大臣がウクライナ支援の困難さを語ったことも話題になり、アメリカへの依存が続く現状が浮き彫りになっていました。
日本においても、陸自の充足率が危機的であり、徴兵制の復活が必要との意見が多く見られ、国防に対する意識の変化が求められていました。
こうしたコメントは、国民の安全を守るために何が必要かを真剣に考えるきっかけとなっていました。
ネットコメントを一部抜粋
元々イギリス陸軍は冷戦時代でも主力部隊は西ドイツに在留しており。
イギリス陸軍が7万人なら相当規模が縮小していることは理解できる。
陸上自衛官補制度がせっかくあるのに、広報もしないし、ほとんど知られていない気がします。
イギリスはゼレンスキーを焚きつけてきたが、実は兵士や武器弾薬不足で。
英国は国がおかしくなるくらい移民を受け入れたんだから。