ウクライナが新型「ネプチューン」ミサイルを発表。射程1000kmに強化され、実戦使用の可能性も浮上。国際的な関心が高まる中、沿岸防衛のための購入希望が寄せられている。
このミサイルは、2022年にロシア黒海艦隊の旗艦「モスクワ」を撃沈したことで知られています。
従来のR-360「ネプチューン」は射程400kmでしたが、新型はその射程を約1000kmに引き上げています。
さらに、弾頭や飛行制御システムも改良され、衛星誘導と赤外線誘導システムの導入により精度が向上しています。
報道によると、この新型ミサイルはすでに実戦テストに合格しており、実際の攻撃にも使用された可能性があります。
特に、2023年3月14日にロシアのトゥアプセ製油所が攻撃された際の飛翔体の音と爆発音が、長距離ドローンとは異なることが確認されており、このミサイルが使用されたと見られています。
発射地点はオデーサ近郊であり、約700~800kmの飛行距離があったと推測されています。
この「ネプチューン」ミサイルに対する国際的な関心も高まっており、ルーマニアやエストニアなどが沿岸防衛のための購入に関心を示していますが、ウクライナは2022年以降ロシア軍と戦闘状態にあるため、購入契約は停戦後になる可能性が高いとされています。
これにより、ウクライナの防衛力が一層強化されることが期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9e780c5e542bf805f57b7dc9014a274ba8823b60
ウクライナの新型「ネプチューン」ミサイルに関するコメントでは、ミサイルの射程強化や実戦での使用に対する期待が多く寄せられました。
特に、ネプチューンは冷戦時代のソ連のSS-N-25を基にしており、電子機器のアップデートや射程延長用のブースターが追加されたことが評価されていました。
コメントの中には、こうしたシンプルな技術の改良が日本の防衛費の有効活用にも繋がるとの意見もありました。
また、ロング・ネプチューンとともに、射程距離3,000キロの無人機がテストに合格し、EU各国の支援が増加することで大量生産体制が整う可能性も示唆されていました。
さらに、ウクライナ戦争においてロシアが黒海の制海権を失ったことは重要なポイントとして挙げられ、黒海艦隊の再建が難しいとの見解もありました。
加えて、ネプチューン以外の陸軍や空軍のミサイルの状況にも関心が寄せられ、射程のさらなる延伸を望む声もありました。
全体として、ネプチューンがロシアの侵攻を止める希望になるとの意見がありました。