ホンダと日産の経営統合が打ち切られ、ホンダは二輪事業が好調な一方、四輪事業の低迷が続いています。今後のEV開発やハイブリッド車の投入がカギとなるでしょう。
日産では内田誠社長が退任し、新体制が始まりますが、ホンダもまた独自の道を模索する必要があります。
三部敏宏社長は、ホンダが電動化や知能化の領域で新興勢力に対して遅れをとっていることを認めています。
ホンダの2025年3月期の業績見通しでは、二輪事業は過去最高の2060万台を見込む一方で、四輪事業は375万台に下方修正されています。
二輪事業は営業利益率が20%近くに達する一方で、四輪事業は約4%と低迷しています。
これに対して、青山信二副社長は利益率の改善を強調し、今後のEV開発についても期待を寄せています。
特に2027年には次世代ハイブリッド車の投入が計画されており、利益率が10%以上になる見込みです。
しかし、EV市場については不透明感があり、柔軟な対応が求められています。
また、ホンダの軽自動車撤退に関する噂もある中、「N-BOX」が引き続き人気を集めていることは意外です。
ホンダの二輪事業が収益の中心であることは明確であり、今後の四輪事業の巻き返しが鍵となるでしょう。
特に新興国市場では二輪の成長が期待されており、ホンダはその強みを生かしていく必要があります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2494f51e3d731d33492d24a2a00c6099de75fee4
ホンダに関するコメントは、同社の独立性や二輪事業の重要性についてさまざまな視点から意見が寄せられていました。
多くのコメントでは、ホンダが自社の技術に自信を持ち、他社との提携よりも独自の道を選ぶ姿勢が評価されていました。
特に、1990年代の英オースチン・ローバー社との提携がうまくいかなかった経験から、ホンダは協業よりも独立を重視する傾向があると指摘されていました。
さらに、ホンダの二輪事業が同社の基盤であり、今後もその重要性が続くとの意見もありました。
ホンダが多角的な事業展開を行っていることや、異業種間の相乗効果が競争力につながっている点も強調されていました。
コメントの中には、ホンダのデザインに対する不満や、今後の経営戦略に対する期待も見られ、特にデザインの変化が消費者にどう影響するかが議論されていました。
また、ホンダの社風や改善提案制度に関する意見もあり、顧客の声を大切にする姿勢が評価されていました。
全体として、ホンダの独立性や技術力、二輪事業の重要性に対する理解が深まるコメントが多く見受けられました。
ネットコメントを一部抜粋
やっぱり将来、乗るならカワサキのバイクを新車で買います。
ホンダという会社は基本的に自社の技術をよりどころにして自らの力で道を切り開いていく会社。
確かにホンダは飛行機も、船舶用エンジンもやってるね。
ホンダの社風として、顧客からの意見やクレームは些細なことでも真剣に論議する。
本田宗一郎を讃える社風が強すぎるのが弱点でもあると思います。