ホンダと日産の経営統合協議が報じられ、三菱自動車も合流を検討中。東南アジア市場での戦略見直しが必要とされ、ホンダ株が急伸したことも話題に。M&Aの新常態化が進む中、業界の動向に注目が集まる。
特に年末のこの時期に発表されたことから、各メディアはこの話題を取り上げ、続報が相次いでいる。
読売新聞では、統合に合流を検討している三菱自動車の社長へのインタビューが掲載され、東南アジア市場での戦略見直しが必要になる可能性が指摘されている。
三菱自はこの地域で一定のブランド力を持ち、成長市場を取り込むためには合流が鍵となると強調されている。
また、ホンダ、日産、三菱自の3社はタイに完成車工場を持ち、統合が実現すれば東南アジアの生産拠点の再編が避けられないという見方も広がっている。
日経新聞は、M&Aが新常態となる中で、日本企業の合併・買収が2025年に向けて加速する可能性を指摘し、ホンダと日産の時価総額をテスラと比較して逆襲の可能性について考察している。
さらに、東京の特報部では、日産元会長のカルロス・ゴーン被告が中東でのオンライン会見で、日産の車を絶賛しつつもトヨタを日本での最も安全な選択肢として挙げたことが紹介されている。
また、ホンダの株価は自社株買いの発表を受けて急伸し、終値で12%以上の上昇を記録した。
特にクリスマスイブに株価が上昇したことは、ホンダのOBにとっても喜ばしいニュースとなった。
これらの動きは、ホンダと日産の統合がもたらす影響を考える上で重要な要素となるだろう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9ef29f0ac16e46620fa07185093f23a632846b9c
ホンダと日産の統合協議に関するネットのコメントでは、株価の急伸に対する評価と同時に、両社の経営戦略に対する疑問や懸念が多く見受けられました。
特に、ホンダのEV戦略については疑問を呈する声があり、日産との統合にメリットがないとの意見が強調されました。
あるコメントでは、ホンダの株を処分する意向が示され、日産との統合がホンダにとって不利になるのではないかとの懸念も表明されました。
また、過去に経営失敗をした日産の社長に対する批判もあり、経営に対する厳しい視線が感じられました。
さらに、市場の株価が急騰したことに対しても、持続可能性に疑問を持つコメントがあり、長期的な見通しに対する楽観的な意見は少なかったです。
全体として、株価の上昇を喜ぶ声もあったものの、両社の将来に対する不安や疑念が多く寄せられていたことが印象的でした。
ネットコメントを一部抜粋
私はホンダの株を処分します
日産との統合もホンダにメリットが何も無い
結局EV全振りしたとこは失敗したようなもん。
時価総額なんてただの人気投票(笑)
株価上がったとはいえそれまでずっとダダ下がっていたから楽観できない