ホンダと日産が経営統合を進めており、特にアメリカ市場での競争力強化を狙っている。両社は2026年に統合し、世界第3位の自動車メーカーが誕生する。
両社は2024年12月23日に経営統合を発表し、2026年に実現する見込みで、これにより世界第3位の自動車メーカーが誕生することになる。
アメリカは両ブランドにとって極めて重要な市場であり、特にコンパクトSUVにおいてはホンダのCR-Vと日産のローグが人気を集めている。
2023年の販売台数では、CR-Vがローグよりも10万台以上多く売れており、ホンダの方が市場でのシェアを持っている。
経営統合により、両社はリソースを共有し、新型電気自動車（EV）の開発を加速させることが期待されている。
また、共有部品の使用によって生産コストの削減も見込まれている。
さらに、ホンダはフルサイズSUV市場での存在感が薄いため、日産のアルマーダやインフィニティQX80といったモデルを活用し、弱点を補完することができる。
記事では、日産とホンダのアメリカで最も売れている5つのモデルも紹介されており、特にローグやセントラが挙げられている。
これにより、両社の経営統合がどのように市場に影響を与えるのか、注目が集まっている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/35739049d26e15fb4cfd3fb52f2a29fb3cdcd33c
ホンダと日産の経営統合に関するコメントは、主に両社の車種の類似性やブランド戦略についての意見が多く寄せられていました。
特に、アコードとアルティマ、シビックとセントラなど、車種が重複している点を指摘する声がありました。
これらの車種を統合し、エクステリアやインテリアで差別化を図ることで、より効率的な経営が可能になるのではないかとの意見がありました。
さらに、ホンダが都会的なブランドイメージを持ち、日産が頑丈さを強調することで、マーケットの拡大を狙うことも提案されていました。
また、日産のローグに関しては、販売奨励金を多額に投入しているため、安売りで台数を稼いでいるという懸念が示されていました。
この悪循環が続く限り、経営統合による即効性のある改善は難しいとの意見もありました。
さらに、ハイブリッド技術の遅れが競争力に影響を与えていると指摘され、他のメーカーと同様の課題を抱えていることが強調されていました。
三菱自動車の存在が経営統合の鍵を握るとも言われており、特にPHEV技術や市場での強みをどう活用するかが重要視されていました。
統合によって無駄をなくすことができるとの意見もあったものの、「対等な立場」というのは難しいのではないかとの懸念も表明されていました。
最後に、両社が持つブランドの統合がアメリカ市場に与える影響についても懸念が示され、特にGMやFordなどの競合に対する脅威が指摘されていました。
全体として、経営統合の効果に対する期待と懸念が入り混じったコメントが多く見受けられました。
ネットコメントを一部抜粋
アコードとアルティマ、シビックとセントラ、CR-Vとローグは被っているよね。
ホンダは都会的ブランドイメージを持たせて、日産は道具感とか頑丈さをブランドイメージにする事で住み分けとマーケットの拡大も狙えるのでは。
奨励金は市場平均を上回り、トヨタの2倍を超えるとのこと。
やはりカギを握るのは三菱自の存在だろうね。
この写真はわかりやすい…。