CES2025がラスベガスで開幕し、トヨタやホンダ、スズキが出展。フォードやGMは出展を見送り、EV販売の減速が影響か。日本企業の最新技術が注目される。
今回のCESにはトヨタ自動車やホンダ、スズキなど日本の自動車メーカーが出展し、それぞれの最新技術をアピールする。
一方で、フォードやゼネラル・モーターズ(GM)などの大手自動車メーカーは出展を見送っており、その理由としてEV販売の減速が挙げられている。
トヨタは5年ぶりに参加し、実証都市「ウーブン・シティ」の取り組みを紹介する予定で、ホンダは昨年に続き電気自動車「0(ゼロ)シリーズ」のプロトタイプを公開する。
スズキは初出展で、行動理念に基づくものづくりを強調し、他社との協業の場とする考えを示している。
また、ソニー・ホンダモビリティも「アフィーラ」の先行受注情報を発表する見込みだ。
サプライヤー側では、独ロバート・ボッシュやコンチネンタル、仏ヴァレオなどが最新技術を提案し、日本からはAGCや住友ゴム工業、自動運転スタートアップのティアフォーが参加する。
海外メーカーでは、ボルボ・グループや現代自動車、中国の浙江吉利汽車グループのZEEKR、BMW、メルセデス・ベンツの米国法人が出展する予定だ。
メディア向けイベントには、AGCが拡張現実(AR)向けのガラス基板を紹介し、AIを活用した技術の進化が評価され、今年の「イノベーションアワード」を受賞した。
CES2025の会期は10日までで、6日にはトヨタやロバート・ボッシュなどが会見を行う予定となっている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7a1e8998dace4d1f434a3262189f70a671bf0c71