スバルの新型ハイブリッド「クロストレックS:HEV」は、燃費18.9km/Lながら好調なセールスを記録。独自のフラット4エンジンを活かした新システムが魅力。
価格は約383万円(税込み)で、スバル初のストロングHVとして登場したこのモデルは、特に雪道での走行性能に定評がある。
最近のハイブリッドカーは燃費性能が向上しており、トヨタのカローラクロスはWLTCモードで26.4km/L、ホンダのヴェゼルは26.0km/Lを記録する中、クロストレックS:HEVは18.9km/Lとやや物足りない数字だ。
しかし、セールスは好調でオーナーの満足度も高い理由は何か。
まず、車両のサイズや質感は既存の上級グレードとほぼ変わらない。
全長4.5m弱、全幅1.8mの扱いやすいサイズで、グレー調のフロントグリルやLEDヘッドライトなどのデザインも魅力的だ。
インテリアも一部変更があるが、全体的にはほぼ同じ印象を持つ。
先進装備としては、ハンズオフ運転が可能なアイサイトXや1500Wの給電ソケットが搭載されているが、特に注目すべきは新しいストロングHVシステムだ。
このシステムはトヨタのTHSⅡを基にしており、スバル独自のフラット4エンジンと組み合わせたユニークな動力分割機構を採用している。
エンジンは2.5リットルと大きめで、スバルの特徴である縦置きフラット4エンジンを生かすために設計されたギアボックスが特徴。
これにより、他のトヨタ系ハイブリッド車とは異なる個性的な走行性能を実現している。
新型S:HEVは、スバルの技術が詰まった「変形トヨタ式ハイブリッド」とも言える存在であり、今後の展開が期待される。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/bdf0cfb598ac2085726a87298d2bb4c7de45c0bf
スバル「クロストレックS:HEV」は、先代モデルと比較して大きな進化を遂げたと多くのコメントがありました。
特にモーターのトルクが向上し、マイルドハイブリッドのパワー不足が解消されている点が好評でした。
また、アイサイトXのフル液晶メーターが非常に便利で、中央のナビゲーションがオマケのように感じられるという意見もありました。
ただし、内装の質感については、コンパクトカーのように感じられるとの指摘があり、追加パーツでの加飾を提案する声もありました。
燃費やリセールバリューについては、スバルを選ぶ時点でそれほど重視していないという意見がありました。
燃費至上主義の風潮に対しては、悪路や雪道での走破性を犠牲にすることへの懸念が表明され、スバルらしさを保つことが重要だという意見もありました。
さらに、燃費が悪いという印象に対しては、実際にはリッター20km前後の走行ができる人もいるとの反論があり、燃費向上への努力が評価されていました。
全体として、スバルの技術力や走行性能に対する期待と、燃費に対する懸念が交錯するコメントが多く見られました。
ネットコメントを一部抜粋
先代とは別物に仕上がってますよ。
ドライバーの意思を無視して燃費を優先する制御が問題だと思います。
悪路や雪道での走破性を犠牲にしてまで燃費を追求するのは反対です。
これまでのスバルを考えたら良くなってると思います。
燃費の良い車を作るのがいかに難しいのかがよくわかります。