日本の衆議院選挙で自民党が敗北した要因として、フランスのメディアはインフレとラーメンの価格上昇を挙げている。国民の物価高への不満が影響したとの分析がなされている。
経済論説委員のフィリップ・エスカンドは、インフレの再来が石破茂首相の敗因の一つであるとし、特にラーメンの人気とその価格上昇に注目した。
日本のラーメン業界では、開店ラッシュが続き、ラーメンの値段が上昇していることがインフレを象徴していると指摘。
実際、東京のラーメン店「麺家たいせい」では、オープンから1年半で3度の値上げが行われ、一部メニューは50%近くも高騰した。
エスカンドは、ウクライナでの戦争や円安が物価上昇を助長した結果、日本のインフレ率が2%を超えたことを説明し、国民が物価高に苦しむ中での選挙であったと述べている。
しかし、彼はこの変化が必ずしも悪いことではないとも言及し、賃金の上昇傾向や経済の活性化への期待を示した。
エコノミストたちは、貯蓄の減少と投資の振興が日本経済に良い影響を与える可能性を指摘しており、これによりラーメン代の支払いが楽になることも期待される。
こうした視点から、石破茂首相の敗北は「一杯のラーメン」に象徴される日本経済の変化と密接に関連していると考えられる。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/381ae1c9ac483b1b2c57db2bc6cdc74585a8ff93
コメントでは、石破茂氏の大敗の背景に日本のインフレやラーメン事情があるとされ、様々な意見が交わされました。
多くのコメントでは、国民の実質賃金が2年以上下がり続けていることが大きな要因であると指摘され、1997年の消費増税が影響を与えたという意見もありました。
さらに、フランスのメディアの分析については、独自の視点で真相を突く必要はなく、エンターテインメントとして楽しむべきだとの声もありましたが、深い論理展開が期待されたため、残念だという意見も見受けられました。
石破氏の責任については、岸田前総理の影響が大きいとの見解が多く、石破氏が過去に安倍氏に対し厳しい発言をしていたことから、同じ立場になった際の行動に疑問を持つコメントもありました。
また、ラーメンの価格が高騰することについても意見が分かれ、石破氏の責任ではなく、岸田総理の政策によるものだという意見がありました。
全体として、フランスのメディアに対する批判や、日本の経済状況に対する理解不足が指摘され、コメントは多様な視点を反映していました。
ネットコメントを一部抜粋
やはり、フランス人は全然わかっていない。
理由なんて一概には言えないし考えても仕方ありませんが、石破首相は過去に2007年の参院選で安倍首相が大敗した際「お辞めになるべきだ。
」と言ったそうですね。
フランス紙の独自視点であり、真相を突いたものである必要がない。
たった数日しか経ってない石破さんの評価ではなく、岸田前総理の評価だよ。
安倍政治の膿が出ているだけだろう。