日産自動車が2025年3月期の通期純利益見通しを「未定」に修正。人員削減や市場環境の影響で利益が大幅減少し、売上高も見直されました。
要約すると日産自動車は2023年11月7日に、2025年3月期の通期純利益見通しを「未定」と修正したことを発表しました。
この決定は、人員削減を含む新たな事業構造計画が業績に与える影響を合理的に算定できないためです。
日産は当初、3000億円の黒字を見込んでいましたが、実際には売上高と営業利益の見通しも引き下げています。
特に、対ドルの為替レートを円高に見直したことや、米国での販売費用の増加が利益を押し下げる要因となりました。
加えて、グローバル販売計画も35万台減の360万台に下方修正されました。
2024年4~9月期の営業利益と当期純利益は前年同期比で9割減と大幅な減益が見込まれています。
内田誠社長は決算説明会で「市場環境の変化と当社固有の課題が大きく影響した」と語りました。
4~9月期の売上高は前年同期比1.3%減の5兆9842億円、営業利益は同90.2%減の329億円、当期純利益は同93.5%減の192億円という結果でした。
グローバル販売台数は中国、日本、米国での低迷により、同1.6%減の159万6000台にとどまりました。
このような状況に加え、販売費用の増加やインフレ費用の上昇も利益を圧迫しています。
特に米国市場では、トヨタやホンダのようにハイブリッド車を展開できていないことが、収益性のさらなる悪化を招いています。
さらに、前期に5円だった中間配当は無配とされ、通期の業績予想も見直されました。
売上高は12兆7000億円(従来予想比1兆3000億円減)、営業利益は1500億円(同3500億円減)に下方修正され、ドル円の想定レートも1ドル=155円から149円へと円高方向に修正されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/fb7a9abfa05145b5b2d1d12c28ccd9fc7119c8bf
ネットのコメント
日産自動車が通期純利益見通しを未定に修正したことに対して、ネット上では様々な意見が寄せられました。
多くのコメントでは、まず管理職の給与が高すぎるという指摘がありました。
特に、平均給料が高く見えるものの、一部の管理職の高額な給与が影響しているという意見があり、下層の社員は大変な状況にあると感じている人もいました。
また、日産の車に対する魅力が薄れているとの声もあり、商品力の低下を嘆く株主のコメントが目立ちました。
さらに、社内に無駄な人員が多く、好待遇で養っているために利益が減少しているという意見もありました。
こうした体制が、未だにトヨタと同格と思っていることを痛々しく感じる人もいたようです。
賃金を上げるよう求められた結果、無理に給料を配分した結果、リストラが進んでしまったとの自業自得という意見もありました。
配当金が無配になったことに対する不安の声や、株価の下落を心配するコメントも多く、特に「やっちゃえ日産」というキャッチフレーズに対する失笑の声が上がっていました。
このように、日産自動車の現状に対する厳しい意見が多く見られました。
ネットコメントを一部抜粋
日産は管理職以上が貰いすぎなんですよ。
魅力的な車がないもんね~。
社内に無駄な人員を好待遇で養ってりゃ利益も減るわな〜。
賃金上げろというから無理して給料配らせた結果のリストラて自業自得やないか。
配当金も無配になった、明日はどこまで下がる?
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