韓米安保協議会議で「非核化」が外れたことが議論を呼ぶ中、外交・国防会議で再確認され、両国の連携強化が強調された。
要約すると第56回韓米安保協議会議(SCM)の共同声明から「非核化」という言葉が外されたことに対して、翌日の外交・国防長官会議で再びこの言葉が登場し、注目を集めている。
韓国の趙兌烈外交部長官と金龍顕国防部長官は、米国のトニー・ブリンケン国務長官、ロイド・オースティン国防長官と共に、ワシントンで開催された第6回韓米外交・国防(2プラス2)長官会議の冒頭で、北朝鮮の完全な非核化という目標を再確認した。
これは、北朝鮮のミサイル挑発や核・大量破壊兵器(WMD)の開発に対する強い糾弾を伴ったものであり、両国の連携を強化する姿勢を示している。
SCMの共同声明に非核化が含まれなかったことは大きな論争を引き起こした。
これまで2016年から昨年まで、SCMでは常に「非核化」という言葉が明記されていたが、今回初めて外されたことで、米国の要求が影響しているとの指摘も多い。
特に、米国内外で北朝鮮の非核化に対する懐疑的な見方が広がっていることが影響しているとの見解もある。
国防部は、非核化の共同目標を堅持していると強調し、非核化が会議で再び言及されることを示唆したが、SCMから外されたことへの批判は依然として残っている。
韓米同盟におけるSCMの重要性から、議論は続いており、米側が「韓半島の非核化」と言及した点についても通常ではないとの見方がある。
ブリンケン長官は、非核化が抜けた理由について質問されると、今後も韓半島の完全な非核化を目指すと答えた。
非核化の対象が北朝鮮であることを明示する「北朝鮮非核化」という用語と「韓半島非核化」には微妙な立場の違いがあり、尹錫悦政権は前政権とは異なり、公式に「北朝鮮非核化」を使用している。
バイデン政権は主に「韓半島非核化」を用いているが、韓国の立場を尊重する場面では「北朝鮮非核化」を採択している。
単語一つの違いが、韓米間の微妙な立場の違いを反映していると言える。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/dae05ac50cb6040d449d3933bb1a06e9d0f3703b
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